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mixi上場しましたね。
greeは、KDDIと資本・業務提携し、3億円以上の出資を受けました。
sns、web2.0に関する、最新事情をお伝えします!
このコラムは、[mixi上場(sns、web2.0最新事情)]の執筆者
roomragさんの許可を得て転載しております。
mixi で 93万円を稼いだって本当? | 三和は即日融資!最長30日無利息
迷宮のようなミクシィの中を快適に探検する為の必須アイテム!『
ミクシィクエスト / MixiQuest 』
上場企業Mixiに対するマスコミ視点での大疑問の数々
http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=1717
さてこれは筆者が幾つか雑誌にコラムに書いていますが、 MIXIの経営者はWeb2.0経済をまだ完全には理解していない点が気にかかります。
筆者の見方としてMIXIはネット通販やプレミアムなど一切余計なことは辞めて米国のマイスペースの広告モデルを見習い、それに集中すべきだと思っています。
何度も申しますがWeb2.0はボランティアと広告費が支える『無料経済』です。これに音楽、映画、ドラマ、電話や通信サービス、ビジネスソフト、更にフリーペーパーが出始めた新聞まで飲み込まれてゆきます。
でもmixiはyahooと同じようなポータルサイトを目指していると考えられます。
mixiがmixiたる所以は、サブカルチャーに依存した(少しだけ新しい)ネット・コミュニティであることは間違いない。今回の上場が明らかにバブルなのは、mixi自体が頑張ったことはもちろん、様々な外部環境要因がmixiを強くしたことも事実だ。
・Blog/SNS自体がブームになった
・従来のネット・コミュニティ(2ちゃんねるを含む)が頭打ちになりつつある
・ネット広告産業が活性化した(キーワード広告の隆盛が結果としてバナー広告を押し上げた)
・日本のITベンチャー第三世代として位置づけられるように、第一世代(楽天、ライブドアなど)第二世代(ネットエイジ、サイバー・エージェントなど)の布石の上に証券業界が動いている事情がある
・"Web2.0"でもないのに" Web2.0"というバズワードを象徴するサービスとして誤解されるだけのユーザー数の勢いを持てた
「検索を軸に」「あらゆるサービスを飲み込んだポータルに」「ユーザー数を武器にマスメディア的広告ビジネスを誘引」というYahoo!的"Web1.0"ビジネスをmixiが参考にしていることは事実だろう。
「SNSを軸に」「あらゆるサービスを飲み込んだポータルに」「ユーザー数を武器にマスメディア的広告ビジネスを誘引」つまり、軸となるサービスモデルは異なるがビジネスモデルは変らない、ということだ。
しかし、SNSがビジネスとして成り立つためには、もう少しネットならではの巧妙なマーケティング・広告商品がなければ長続きしないことも事実だろう。
安易なアフィリエイトやGoogle/Overtureに依存したキーワード広告をメインとせずに、独自の収益源を築くためには、ユーザーの満足度を充足するためのサービス・メニューと同時に広告クライアントを納得さえるようなネット・コミュニティ・マーケティング戦略が必要だろう。
そういう意味では、上場後に改訂(平成18年 9月28日 改訂)したmixiのプライバシー・ポリシーにおける下記の部分は、象徴的だ。
http://mixi.co.jp/privacy.html#privacy
14. 行動ターゲティング用のクッキー無効化(オプトアウト)についての説明
弊社のサイトにおいては、効果的な広告配信のために株式会社アイメディアドライブが米国レベニュー・サイエンス社(以下RSI)の技術を用いた行動ターゲティングサービスを行っています。当サービスで利用するクッキー(RSIの作成するドメイン名:revsci.netのクッキー)は効果的な広告配信の目的のみに使用し、その他の目的や個人情報の収集には一切使用しません。このクッキーを無効にしたい場合は、お手数ですが、行動ターゲティングクッキーステータス確認ページにて手順に従い、無効化してください。
ターゲティング広告の精度を上げて、より高付加価値の広告商品とするためのアプローチのひとつだ。この微妙なバランスがB2Cでは特に重要であり、顧客に対するサービス&ステイクホルダー全般に対する事業としての説明責任をどうするか?が大きな課題であることは間違いない。
ブロードバンドが発展してきたことで、動画を初めとして広告商品自体の魅力が従来のマスメディアと表現力や影響力の点で遜色ない部分も増えてきた。
しかし、「そもそも…」という点においては、今後の課題となっていくだろう。
放送媒体や報道媒体としてのマスメディア以上のビジネス・チャンスを考えるかどうか?
いかにネットらしいインタラクティブ(双方向性)メディアとしてのビジネスを志向するか?ということである。
2006-09-29 roomrag
mixi で 93万円を稼いだって本当? | 三和は即日融資!最長30日無利息
迷宮のようなミクシィの中を快適に探検する為の必須アイテム!『
ミクシィクエスト / MixiQuest 』
今でこそ「SNS」の代名詞といわれるmixi。そして「SNS」という言葉自体の認知度も高まり、ネット・コミュニティの代表のようにイメージされる。
しかし、ネット・コミュニティ(オンライン・コミュニティ)には、現在に至るまでの約20年間の歴史がある。
国内でいえば、80年代半ばから草の根BBS、NIFTY-ServeやPC-VANのような商用パソコン通信サービスが立ち上がる。そして Windows95を契機としたインターネット・プロバイダの隆盛。このとき、Webベースの掲示板やチャット(IM)を使った「ネット・コミュニティ」が一般的に普及する。
その中で現在に至るまで大きな影響力を持つ掲示板が「2ちゃんねる」(開設日は1999年5月30日とする説が有力。)
mixiが2ちゃんねるを名実共に超えた日?(2005-12-9記)
http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=989
インターネットコミュニティの代表事例が、匿名掲示板の2ちゃんねるだけだった時代はそろそろ終わり、一般人も巻き込んだmixiがもう一つ新しいインターネットのイメージを作ってくれそうな感じがします。
さて、少し古いがネット・コミュニティに関する研究レポート(Web上で入手しやすいもの)として、以下のものがある。
特集/ネットコミュニティ(NTT COMWARE TECHNOLOGY 2003)
http://www.nttcom.co.jp/comtech/tech07/pdf/tech04_06.pdf
ネットコミュニティは現在も発展していますが、いまだ既存コミュニティの延長から抜け出ていない感はあります。真に新しい世界が開けるまでにはいくつかのブレークスルーを経験する必要があるでしょう。
ヒューマンサービスとオンライン・コミュニティ(第一生命 2003)
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi/report/rp0312.pdf
日本においては、1995年前後からインターネットが急速に普及するが、それ以前にも、パソコン通信上のオンライン・コミュニティが数多く存在しており、NIFTY-ServeやPC-VAN(いずれも当時)などといった大手商用パソコン通信上にはフォーラム(名称は各事業者で異なる)と呼ばれるテーマごとに複数のBBS を持つコミュニティが存在している。それ以外にも個人や団体が運営する、いわゆる草の根BBS も1980年代後半にかけて盛んとなっており、いずれも趣味や生活関連、地域関連のテーマを中心に交流が行われていた。
ブランドマーケティングにおけるネットコミュニティの活用(野村総研 2003)
http://www.nri.co.jp/opinion/chitekishisan/2003/pdf/cs20030205.pdf
マーケッター3つの戦略…
①ネットコミュニティへのアクセスを促進するためのプロモーション
②ネットコミュニティでの共感を形成するためのブランドの「物語情報」の発信
③効果的コミュニケーションのための「ルールとツール」の提供
これらは、Blog/SNS以前のネット・コミュニティを対象にした論考だが、今でも参考になる点が多々ある。
SNSの可能性のひとつは、ネット・コミュニティ・マーケティングであり、圧倒的にスティッキーな(滞在時間が長い)ユーザーベースをどうビジネスにつなげていくか?ということだろう。
2006-09-27 roomrag
mixi で 93万円を稼いだって本当? | 三和は即日融資!最長30日無利息
迷宮のようなミクシィの中を快適に探検する為の必須アイテム!『
ミクシィクエスト / MixiQuest 』
インタビュー:3?5年で市場評価に合った業績に=ミクシィ社長
笠原社長は株価が売り出し価格の約2倍に当たる290万円前後で推移していることについて「中長期的に業績を上げていき、市場の評価に合ったものにしたい。中長期的というのは3─5年後ぐらい」と語った。ミクシィのPER(株価収益率)は200倍を超えており、市場平均の20倍前後にするには、2006年3月期の純利益5億7600万円を10倍に引き上げる必要がある。
笠原社長はそのための施策として「今後1─3年は広告収益の拡大に注力したい。それと同時並行で新しいサービス、新しい収益モデルとなるものに種をまき、3─5年後に収益化したい」と語った。新しいサービスの中身については、会員間での電子商取引や、音楽などデジタルコンテンツの販売などを挙げた。
収益性の高いネット・ビジネスを立ち上げていくために、Web2.0的なアプローチについて、mixiはどう考えているのだろうか?
少し古い記事になってしまうが、以下のコメントがある。
「Web2.0よりユーザーの声を」??mixi笠原社長(2006/02/02)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/02/news020.html
「mixiは結果的には、Web2.0的だったと言えるかもしれない」と分析する。
しかし「mixiにWeb2.0的なサービスをどんどん入れていく、というのもどうかと思う」と考えている。
これを裏付ける噂話としては、以下のような言説もある。
ミクシィがCGM(ユーザーがコンテンツを作るメディア)だから「ウェブ2.0」というのであれば、2chも「ウェブ2.0」になるよね
http://www.otsune.com/diary/2006/09/18/1.html
あるmixi関係モジュール界隈で聞いた話によると、開発者は(サーバー負荷対策やシステムの作りやすさなどを考慮して)API を提供したいのに、笠原社長があえてWebサービスAPIを搭載しないように命令しているとのこと。それは広告バナー収入などの「Web1.0企業」としては当然の方針だと思えるので、社長の判断としては変だとは思わない。
これは、ありそうな話だ。開発側(バタラ ケスマCTO)としては、GoogleやAmazonのAPIとの連動を謳ったサービスをもっと展開したいだろう。しかし、ネット広告を稼ぎ頭とする「Web1.0企業」としては、画面インターフェイスをテッキー(技術オタク系)になり過ぎないようにすると共に、広告インベントリ(枠)を確保しておかなければならない。この辺の落とし所が、(皮肉ではなく)ミクシィはマーケティング戦略&経営判断として優れているのだろう。
↓さて、Web2.0というバズワードを煽り続けなければならない立場の人々の議論も興味深い。
グロービス・キャピタル・パートナーズ小林氏に聞く「投資したいWeb 2.0企業」
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/web2/2005/12/26/6848.html
フィードパス(ex.サイボウズ)小川氏と、GREEにも出資しているGCP小林氏の対談は濃い。(苦笑)
Web 2.0時代の競争戦略は、世界観的には競合よりユーザーを見ようということです。だからmixiは関係ありません。ユーザーのロイヤルティをどうやって高めていくかをひたすら考えます。
<中略>
CGM的なところで、日本でも特化型というか垂直型のSNSがどんどん出てきてますが、あれらは全部消えて淘汰されると思います。技術面やインフラ面で革新的なことをやらないで、業界特化とかターゲットの絞り込みに動くのは、CGM的なサービスとしては逃げであって、バブル期にもありましたが、やはりほとんど消えてしまいました。
Webは「2.0」であればいいというものではない。しかし、イノベーションを求める空気感が「Web2.0」というバズワードに込められているのは事実だ。mixiが、今後そうした潮流とどう折り合いをつけていくのか?興味深い。
2006-09-25 roomrag
mixi で 93万円を稼いだって本当? | 三和は即日融資!最長30日無利息
迷宮のようなミクシィの中を快適に探検する為の必須アイテム!『
ミクシィクエスト / MixiQuest 』
mixiのポジショニングを明確にするために、競合といわれていたGREEとの歴史を振り返ってみよう。
日本のSNSは、mixiとGREE、この二つから始まった。
あなたはGREE派?mixi派?座談会
http://www.dart-books.co.jp/sns/
2004年夏に行われた田中氏(GREE)・笠原氏(mixi)両者を含む座談会。
そして、立ち上げ当初はGREEが優勢だったようだが、mixiの伸びが進んだ。
【速報】GREE.jp vs mixi
http://blog.livedoor.jp/nipotan/archives/6510028.html
September 05, 2004
関東の学生はGREEがお好き?という意外な事実も…。
東京大学総合サイト SNS特集?MIXI、GREEの比較
http://www.all-todai.com/sns/hikaku.html
2005年夏現在の記事と推測。
SNSとしてのGREE、メディアとしてのMixi
http://blog.bizknowledge.jp/?eid=272993
2005.07.15 Friday
双方のサービスを使ってみての実感としての違いをうまくまとめている。
簡単にこの感覚の違いを言ってしまうと、システム屋さんが作ったGREE、広告屋さんが作ったMixiという感じ。おそらく新聞に載るような、何かの事件が起こるのはMixiの方。でも逆にそれでこういう新しいサービスがキャズムを超えるんだろうけどね。でもまさか、MixiがGREEを超えるとは思いませんでしたね。いろんな意味で。
この感覚は、両方を使い比べてみた筆者(roomrag)にとっても、わかりやすく納得できる表現だ。
GREEにはシンプルさと生真面目さがあり、よりSNSの原点に近い形でサービスを構築している。mixiは遊びとサブカルチャー的要素が強く、SNSをベースにしつつも新しい形のポータル・メディアを目指しているといえよう。
GREEは、mixiと異なり、当初は田中氏(当時は楽天で開発担当)の個人的なサイトだった。その後、独立して法人化、VCの出資を受けて経営基盤を整えつつ、広告ビジネスに取り組みつつ、Web2.0的なアプローチを展開してきた。
今年7月にはKDDIから多額の出資を受け、モバイルSNSを本格的に進めていく模様だ。
KDDI、グリーに出資--携帯電話におけるSNS事業を本格展開
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20186467,00.htm
グリーはどこへ行くのか
http://japan.cnet.com/interview/media/story/0,2000055959,20199547,00.htm
…そうなるとやはりモバイルからのインターネット接続というのが次の主流になるという感覚が、ここ何年かの流れを考えたときにありました。
そういう時代のSNSは端末や通信キャリアとの組み合わせも考えた、総合的なものである必要がある。こう考えて、KDDIと組むことにしたんです。
現状でも、GREEモバイルやmixiモバイルのようにモバイルSNSサイトは、いくつかある。
しかし、キャリアが公式サイトとしてSNSに取り組んでいく、というのは時代の流れだろう。
公式サイトならではのナビゲーションやサービスの実装方法というのがあるはずだ。
(モバイル検索が公式メニューに入ったことで、巨大な広告商品となったのは、つい最近のことだ。)
mixiほどユーザー数が膨れ上がっていないGREEだからこそ、サービスの開発もまだ小回りが利くはずだ。
SNSとのスタンスを各キャリア(DoCoMo、KDDI、SoftBank)が、どのように考えてくるか?興味深い。
KDDI-GREE、SoftBank-*yS*aceとなると…DoCoMoは…?
2006-09-23 roomrag
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迷宮のようなミクシィの中を快適に探検する為の必須アイテム!『
ミクシィクエスト / MixiQuest 』
ミクシィ株は、先週末15日に155万円の公開価格を90%上回る295万円の初値をつけた。しかし、9/20現在の取引値は、268万円。
<投資家の間では同社の売り上げなどの事業規模から判断して株価は過大評価と見る向きが強く、短期勝負と割り切った商いが大きな割合を占めていることが荒っぽい動きの要因ともなっていると見る向きも強い。>
さて、いかにミクシィ株の株価が膨れ上がっているか?について、ここでは検証してみたい。
まずは同じネット関連株でミクシィの株主でもあり、8月にマザーズに上場したばかりのネットエイジグループの数字を参照する。
(株)ネットエイジグループ
時価総額:29,861百万円
前期売上高:1,896百万円
前期経常利益:363百万円
株価:738,000円
1株当たり当期利益:5,396.90円(PER:136.74倍)
これに対して、ミクシィの数字は以下の通り。
(株) ミクシィ
時価総額:188,940百万円
前期売上高:1,893百万円
前期経常利益:912百万円
株価:2,680,000円
1株当たり当期利益:8,731.63円(PER:306.93倍)
これだけをみても、いかにミクシィがバブル状態なのかがわかる。
いっぽう、ライブドアとの関連も深くなってきた(株)USEN。前期は芳しくなかったため、以下の数字となっている。
(株)USEN
時価総額:96,421百万円
前期売上高:154,148百万円
前期経常利益:6,274百万円
株価:948円
1株当たり当期利益:-395.75円(PER:-2.40倍)
それにしてもUSEN/ミクシィだと、売り上げで81倍、経常利益で6.8倍。
なのに、ミクシィはUSENの1.96倍の時価総額。(苦笑)
※ PER:Price Earning Ratio(株価収益率)=株価/一株当たり利益
世の中には「時価総額至上主義」のせいで、たいへんな想いをしている会社もある。
ましてやミクシィは、上場で調達した資金の大部分の使途がまだ決まっておらず、キャッシュを眠らせている。
今後は、ファイナンスと事業開発とIRを巧みに行っていかないと、せっかくの「mixi」ブランドも枯れ果ててしまう結果になりかねない。
SNSビジネスに対する市場の期待値をどう実態に織り込んでいくか?が、彼らの目下の最大のハードルではないだろうか?
2006-09-21 roomrag
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迷宮のようなミクシィの中を快適に探検する為の必須アイテム!『
ミクシィクエスト / MixiQuest 』
イー・マーキュリーは、2006年2月1日から社名をミクシィに変更した。
その際の笠原氏へのインタビュー記事のひとつがこれである。
サービスを続々と投入する新生ミクシィのこだわり
http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000055954,20096000,00.htm
--mixiの収益構造はどうなっていますか。
広告収入と有料のプレミアムサービス、おすすめレビューでのAmazonアソシエイトがあります。割合としては広告が過半数で、次にプレミアムがあり、アソシエイトの収入は非常に小さいです。mixiは、Web1.0ビジネスの王道を行っており、圧倒的なユーザー数と滞留時間を持つメディアとして広告ビジネスを展開している。
有料のプレミアム・サービスは、売上の20%前後というところか?
Amazonアソシエイトは(mixiの現在のインターフェイスの場合)大きな収益源とはなりにくいだろう。
バナーやテキストの広告インベントリは、どんどん増えているようだ。(笑)
今後、よりECとアフィリエイトに特化したサービス&広告商品を開発していけば、単なるブランディング広告バナー以上の収益力をもたらすことができるだろう。
しかし、今どきクリック率だけで高い広告費を稼げるほどネット業界は甘くない。
(既に実施しているようだが)公認コミュニティを商品化し、スポンサーとタイアップしたマーケティングの場を提供したり、場合によっては定性分析のリサーチの場にもなっている。
こうしたコミュニティの延長線上にバイラル(口コミ)マーケティングを展開できれば、スポンサーとしては嬉しいのだろうが、「ヤラセ」ではなく上手にファシリテートしていくのは、なかなか難しいもののようだ。
一方で、"Find Job !"とのシナジーという観点で考えると、これは他社にない強みといえるだろう。既に"Find Job !"は"mixi"をうまくメディアとして活用することで、コストを削減した広告出稿モデルを構築しつつある。
mixiは広く一般の人に使ってもらうサービスだが、Find Job !は求人、求職という分野なので、けっして老若男女問わず、だれもが使うサービスではありません。mixiの中で、人材や職を求める人はFind Job !を使ってもらうという流れができればいいなと考えています。
さらっと控えめなこのコメントにこそ、ミクシィ社のmixiらしさ(?)が表れているように思う。
さて、今あらためてmixiオープン当時のプレスリリースを読むと、SNSの黎明期であったことを微笑ましいくらいに実感する。
イー・マーキュリー、ソーシャル・ネットワーキングサイト『mixi(ミクシィ)』をオープン (2004年3月3日)
http://press.mixi.co.jp/press_04030300.html
『mixi』は、広告収入モデルのコミュニティ・サイトで、同社既存のデジタル 系求人情報サイト『Find Job !』のユーザー数の拡大と、トラフィックの獲得による安定したサイト運営を目的に開設されました。
<中略>
ソーシャル・ネットワーキングサイトとは、従来の「コミュニティサイト」(何らかの共通の興味、目的を持つ人の集まるサイト)の特徴に加え、人間関係の繋がりを表現する機能を強化したサイトで、米フレンドスターのほか、米google社の提供するオーカット、リンクトイン、トライブ・ネットなどを中心に、昨年より米国を中心に爆発的な広がりを見せています。
2年半前のこのとき、国内での現在のBlog/SNSの流行を正しく予感できた人は、いったい何人いただろうか?
2006-09-19 roomrag
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◆強みと弱み
SWOT分析は、どの会社でもやっていると思うが、このページで「株式会社ミクシィの強みと弱み」が一覧になっている。
mixi勉強会参加者が考える株式会社ミクシィの強み、弱みとは
http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=1711
一部を抜粋紹介すると…
<強み>
■既存の会員数の多さ、盛り上がりの高さ
■顧客属性の幅広さ(一般、女性)
<弱み>
■ビジネスモデル
・今後成長が見込めるmixi事業では収益モデルが広告しかない点。他の収益モデルを立てる必要がある。
■会員数、質
・参加者が多すぎること
・人数が増えすぎることによるSNS特有の「安心感」の減退
といった辺りがポイントだろうか?
SWOTの一般論として、強みと弱み、機会と脅威は絶えず背中合わせにある。従って、強みがそのまま弱みになっていることは否めない。
ユーザー数に依存した(ネット広告としては古典的な)ブランディング広告ビジネスがメインとなっている限り、Web2.0らしいビジネスモデルとは言えない。
インターネットメディア事業(mixi)とインターネット求人広告事業(Find Job)という、二つの事業ドメインを持つことで、成長と安定に関するリスク・ヘッジが取れればいいのだが、相互補完的というレベルには、まだ至っていないのだろう。
◆【対処すべき課題】と【事業等のリスク】
では、株式会社ミクシィ自身は、どのように考えているのだろうか?
彼らの新規公開目論見書
http://www.kabu.com/pdf/Denshikoufu/PM/00001103-PM-00003394.pdf
http://mixi.co.jp/ir/library.html
には、【対処すべき課題】が、以下のような項目にそって記述されている。
【対処すべき課題】
(1)インターネットメディア事業について
1.サービス機能の強化
2.サイトの健全性の維持・向上
3.インターネット広告販売の強化
4.収益モデルの多様化の検討
(2)インターネット求人広告事業について
(3)システムの強化
(4)モバイル分野について
(5)社内体制の強化について
また【事業等のリスク】についても一部を紹介する。
【事業等のリスク】
(2)インターネットメディア事業について
1.SNSの普及について
(中略)…平成17年5月に発表された総務省の「ブログ・SNSの現状分析及び将来予測」によれば平成17年3月時点の国内のSNS参加者数は延べ約 111万人、うち少なくとも月に1度はSNSを利用している参加者数は約80万人となっております。また、同報告書では平成19年3月末にはそれぞれ約 1,042万人、約751万人に達すると予測しており、今後SNS参加者は急速に拡大することが予測されております。新たに平成18年4月に発表された総務省の「ブログ及びSNSの登録者数」によれば、平成18年3月末時点のSNS参加者数は716万人となっており今後も引続き増加していくものと思われます。
(中略)…今後においてSNSの普及及び利用が想定通りに推移する保証はなく、SNS市場の成長鈍化又は縮小等が生じた場合には、当該事業及び当社の業績に影響を与える可能性があります。
2.広告料収入への依存について
…(中略)平成18年3月期における当該事業の売上高(640,837千円)に占める広告料収入の比率は81.2%(520,473千円)であり、その依存度は高い状況にあります。
…(中略)従って、インターネット広告市場の縮小、競合の激化、及び「mixi」サイトの健全性が損なわれること等により、「mixi」のブランド力が低下し、当社の広告料収入が減少した場合には、当該事業及び当社の業績に重大な影響を与える可能性があります。
目論見書なので、各項目ともに悲観的なリスク要因も合わせて明示しておかなければならない。環境要因は、想定不可能なリスクを孕んでいるので、上記のような表現になってしまう。
◆IR情報
http://mixi.co.jp/ir/
ミクシィは、SNSの「mixi」を展開するインターネットメディア事業と、求人情報サイト「Find Job !」を展開するインターネット求人広告事業がある。これまでの売上高の推移を見ると、圧倒的にFind Jobの占める比率が高かった。
さて、平成18年3月期の株式会社ミクシィの総売上高は、18億9300万円。そのうち、インターネットメディア事業(mixi)の売上高は6億4000 万円(33.9%)。一方、インターネット求人広告事業(Find Job)の売上高は、12億2100万円(64.5%)。つまり、急速にインターネット求人広告事業(Find Job)からインターネットメディア事業(mixi)へ重心をシフトしつつも、前期はまだ"Find Job"の売上が過半数を占める。
<平成18年3月期決算の第4四半期(2006年1月?3月)で逆転した。mixi>Find Job>
また、mixi事業の80%以上が広告料収入であり、プレミアムサービス等の別の収入源は柱になっていないことが伺える。
今後は、mixiサービスをベースとしつつも、広告代理店に依存しない直販可能なマーケティング商品(バイラル・マーケティング・サービス等)を開発し、B2Bビジネスを始めとする事業開発が必要だろう。
2006-09-17 roomrag
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主な株主の所有株式数割合と売り出し株式数/所有株式数
東証の新規上場ページとEDINETの有価証券届出書を参照した。
・笠原 健治(62.75%) 350/45,700
・ネットエイジキャピタルパートナーズI【ファンド】 (9.34%) 400/6,800
・サイバーエージェント (7.83%) 1,050/5,700
・ネットエイジキャピタルパートナーズ (7.14%) 300/5,200
・バタラ ケスマ (4.53%) 0/3,300
・サイバーエージェントCA-I【ファンド】 (0.41%) 0/300
【参考】
公募売出しの要領 (予定)
http://www.tse.or.jp/listing/new/200609/9mixi.html
EDINET
https://info.edinet.go.jp/
創業社長:笠原健治氏については、既に様々なメディアに露出しているので、敢えてコメントする必要もないだろう。
ネットエイジはネットビジネス・インキュベーション、サイバーエージェントはネット広告代理店&メディア・ビジネスが主要事業。
元々は、ネットエイジがミクシィ(イー・マーキュリー)をサポートし、のちにサイバーエージェントも第三者割当増資で大株主となった。この渋谷のITバブル第一世代(?)二社が、第三世代のミクシィをバックアップしてきたのだ。
バタラ ケスマ氏は、ミクシィの取締役CTO。
ミクシィのCTOが語る「mixiはいかにして増え続けるトラフィックに対処してきたか」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060330/233820/
mixiのシステムはもともとBatara氏が1人で作り上げたものだ。2003年当時,米国で FriendsterなどのSNSがはやっており,同氏が会社(現在のミクシィ,当時はイー・マーキュリー)にSNSを作りたいと提案したところ認められたという。同氏が開発を始めたのは2003年12月。3カ月でコーディングし,2004年2月にサービスを開始した。
mixiサービスの成功で、バタラ氏は取締役に就任。笠原氏からの無償譲渡で大株主となった。
2006-09-16 roomrag
mixi で 93万円を稼いだって本当? | 三和は即日融資!最長30日無利息
迷宮のようなミクシィの中を快適に探検する為の必須アイテム!『
ミクシィクエスト / MixiQuest 』
ミクシィは初値が付かず、買い気配を公開価格(155万円)の約2倍である315万円まで切り上げて上場初日の取引を終えた。 <NIKKEI NET>
ミクシィがマザーズ上場、買い気配で初値付かず?笠原社長が会見
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/09/14/13299.html
ミクシィの前身である有限会社イー・マーキュリーは1999年6月に設立され、2000年10月に株式会社に組織変更。2004年2月に日本初のSNSとしてmixiの運営を開始し、2006年2月に株式会社ミクシィに社名変更した。
グリーの歴史
http://gree.jp/?mode=static&act=page&page=ext_history
2004年2月21日 田中良和が個人サイトとして「GREE」アルファ版を公開
私(roomrag)の理解では、「日本初のSNS」はGREEだと思っていたのだが、いつのまにか「ミクシィ」ということになっているようだ。<単なる私の勘違いかもしれない。>
世界で始めてのSNSは、Friendster(ということになっている?)だが、
日本でSNSの認知度が最初に広まった契機は、"orkut"(in affiliation with Google)だろう。
https://www.orkut.com
(これを開発したGoogle のエンジニアOrkut Buyukkoktenにちなんで命名)
今でこそローカライズが進んできたが、当時は英語版しかなかったので、一部のSNSマニア(?)が喜び、そして日本にSNSを根付かせる火種となったことは間違いない。
さて、そう思って、「日本初のSNS」でググってみると、出るわ出るわ、
"日本初の「●●●●」SNS"の数々…。その●●●●を読むだけでも面白い。
そういう意味では、異色のココプラは"日本初の「リアル」SNS"といえるのかもしれない。(オフ会が盛ん/顔写真掲載を推奨/スカイプ機能/匿名性を極力排除)
2006-09-14 roomrag
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CGM(Consumer Generated Media)と言われるようになって、全てのメディアの相対化は今まで以上に進んできた。
http://blogs.itmedia.co.jp/randomwalk/2006/09/post_5d2c.html
「『なにが正しいか』を探すための材料として記事を提供しました。ほかのブログや他社メディアなどと見比べてください」といった感じで相対化されてしまっている、されつつある
最も"Web2.0"らしいと言われるYouTubeにおいて、mixiに関するどのような言及(作品?)があるのか、を探ることも、ひとつの「相対化」だ。
mixiを語る、というよりも、mixiをネタとして、YouTubeを語っていることになるのかもしれない。
2006-09-12 roomrag
このコラムは、[mixi上場(sns、web2.0最新事情)]の執筆者
roomragさんの許可を得て転載しております。
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